【初夏】「ん……んっ……」

戸惑っているうちに初夏ちゃんは体を起こし、俺のお腹の辺りに馬乗りになっていた。

更には足の方を向いて、ズボンのジッパーを下ろすとモノを引き出す。

やはり、色々と欲求不満がたまっていたようだ。

股間のモノが露出した途端、勃起して初夏ちゃんの太腿の間を突き上げた。

【初夏】「うっ……ぅ……」

血管が浮き出た暴力的なモノの姿が怖いのか、体を震わせている。

二度目とはいえ、初めての時はいっぱいいっぱいで、ちゃんと見ていなかったのかもしれない。

【御代】「……初夏ちゃん、無理するなよ」

【初夏】「うぅん……」

無理してないと頭を振る。

太腿できゅっと挟み込むと、指先で亀頭を弄り始めた。

何かで勉強したのか、女性としての本能なのか、初夏ちゃんの愛撫は巧実だ。

膣の中とはまた違う感覚の快感に、思わず声が出る。

【御代】「う、うっ……ぉ……」

俺の反応に気を良くして、手指で亀頭を熱心に責める。

だが、それは愛情故の行動ではないように思えた。

焦燥というか……何か焦っている。

誰もいなくなって、最後に残った俺を繋ぎ止めておきたいということだろうか?

もしそうだったら、こんなことは止めさせないといけない。

【御代】「こんな時に言うのもなんだけど……」

【初夏】「んぅ?」

【御代】「こういうことは、お互いの好きって気持ちが高まってするもんだよ」

【御代】「そうじゃないなら……」

【初夏】「ん、んぅっ!」

【御代】「は、初夏ちゃんっ」

自分の愛情が疑われたと思ったのか、更に必死になって俺を攻め立てる。

肉の竿を挟む太ももの圧力を強めて、亀頭に添えた指で鈴口をこねくり回す。

【御代】「おっ……ぐっ」

先走りが溢れて、滑る指でますます激しく亀頭を擦りまくる。

さらには張り出たエラの裏側をくすぐった。

【御代】「は、初夏ちゃん……ま、待ってくれ」

制止しても止まらない。初夏ちゃんはますます過激になった。